【実施済】Well-Beingを考えるワークショップ
2022年 10月 27日
サポートは以下のルールに従います:
- 最大 2 件の提案をサポートできます。
- 最大 1 件の提案を作成できます。
この街でよかった〜DXが命を救う〜 C
真夜中、ふと目を覚ます。隣で寝ている1歳の息子の表情が険しい。体温計を使わなくてもわかるくらいの高熱だ。
時刻は深夜1時。
病院に連れて行った方がいい?どこに?どうやって?
その日はたまたま仕事で嫌なことがあって、息子を寝かしつけた後にお酒を飲んでしまった。
日中は元気だったのに、夫は出張でいないのに自分が飲むなんて配慮が足りなかった、などといろいろな思いが巡るが、そんな時間も惜しい。
慌てて枕元のスマホで、「浜松 救急 病院」で検索する。
すると、一番上に「救急はままつ」の文字が出てきた。
そういえばこのサービスが始まったという通知を見たことを思い出す。
慌てて広報はままつのアプリから、救急はままつのサービスに飛ぶ。
チャットボットから「病気」の項目を選択、「対象者」「いつから」などと問診の内容を次々にタップしつつも身支度を整える。
アプリに連携していた情報から、自動で配車された無人運転のタクシーがすでに自宅前に停車していた。
後部座席のタブレットから、チャットボットによる問診を引き継いで夜間オペレーターが声をかけてきてくれる。
「大丈夫ですよ。この車で送りながら診療も始めますね」
そのまま、市内の小児科の医師に繋いでもらい、車で移動しながら診療が始まった。
「心配だと思いますが、このまま病院に来ていただければすぐに処置しますので、問題ありませんよ。あと2分でつきますので、お待ちしていますね」
よかった、と安堵すると、その様子が画面越しにも伝わったのか、医師は微笑んだ。
「お母さん、安心してくださいね」
ありがとうございます、と返し腕の中の息子を抱きしめた。
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